シラカワP
はぁ……雪歩には秋が似合いますねぇ。
いや、雪歩だけに、季節的には冬なんでしょうけど、
白い彼女の肌に、色づく季節の赤が染みていくのを見せられると、
そう思わざるを得ません。
夕暮れの中で軽やかに踊る雪歩は恋をしていて、
その恋は届かないかもしれなくて、でも彼女は恋をしている。
なんて甘苦しい。
一年前の同曲による作品では、ただただ一途に恋心を歌う雪歩でした。
闇夜が迫りつつある今も、それだけは変わらなくて……。
彼女たちは恋する少女でもあるのですが、同時にアイドルでもあるわけで。
優雅な白鳥を眺めていると、その足の動きに気づかないように、
日々楽しげに踊る彼女たちを見ていると、その熾烈さを忘れがちにはなるんですが。
彼女たちの本質は戦いであることを、生きるということがそうであることを、
痛切なまでに、思い知らされます。

