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「探偵オペラ ミルキィホームズ」の感想(後半)

先のエントリの続きです。

以下、アニメ版&ゲーム版双方の、ミルキィホームズのネタバレを含みますー。



この頃になると、もうすっかりOP弾幕は完成されてますねw

「ネロはクズ。小衣ちゃんは外道」というコメがあった気がします。
なるほど。言い得て妙かとw
会長の優しさに対して、小衣ちゃんの外道っぷりは、軽くひいてしまう
レベルなんですが、小衣ちゃん、嫌いにはなれないんですよね。

すみません。むしろ大好きですw
小衣ちゃんのあの「実は寂しいんじゃないか」的なところが、
私の心を捉えて離しません。
私はどうも、「やかましい寂しがり屋さん」が好きで好きでw

冒頭の「それトイズじゃねーから!」的なシーンは、
会長のトイズの暴走であるという理由付けがされますが、
なによりすごいのは、この妄想を軽々と超えるトイズ戦が、
最終回に繰り広げられたことでしょう。



なんと、ご先祖様登場回w
劇中に「いかにもニコニコ動画的なコメントが流れる」という、
近頃時々見かける演出があるんですが、
ちゃんと“解説コメ”風になっているところが、さすがです。

ご先祖様が憑依することにより、シャロの潜在能力の高さを示しつつ、
次回に完全に気が緩んでしまうように話を進めるという、
終盤に向けての準備回になっているんですが、
そんなことよりも、「推理してるよ珍しい!」と驚かれる推理回でしたw



彼女らの目的はトイズを取り戻すことだったわけです。
今までもそれなりに努力してきたようですが、
正直それは、遊んでいるんだかなんなんだか、端から見ていると
本気でトイズを取り戻す気があるのか疑問ですらありました。
加えて、ご先祖様のアドバイスは、彼女らを完全に油断させます。

案の定試験に落第し、退学を言い渡され、部屋まで燃やされ、
失意にくれるミルキィホームズ。自業自得です。
自業自得なんだけれども、なぜこんなにも、胸が痛いのでしょうか。

彼女らは、決してすぐれてはいませんでした。
その能力も。その性格も。そのチームワークも。
そのなにもかも、秀でててはいませんでした。

しかし、楽しませてくれました。
この子達と共にいることは、とても楽しそうだった。
嫁にしたいというよりも、こんな彼女がほしいというよりも、
友達になりたいと思わせてくれたミルキィホームズ。

友達というのは、何かしらすぐれているからなりたいわけじゃなく、
一緒にいて楽しいから、友達になるのでしょう。

この10話。その失意の展開から、3話以降初めて、
コメント数が再生数に追いつきませんでした。
無料公開終了の1時間前の時点で、数千は少なかったのです。
しかし、その1時間でコメント数は再生数に追いつきます。

月曜日の朝4時という、人としての何かを試されるような時間から始まる
次回の生放送を見終わった人たちが、たかだか30分の間に、
せっせとコメをつけていったからですw



1話を見たとき、まさかミルキィホームズが、
こんなにも面白くなるとは思っていませんでした。
この回を見るまで、まさかミルキィホームズで、
こんなにもぼろ泣きさせられるとは思っていませんでした。

ラーメン屋の客の一人、背中の「がんばれ」に。それに続く同コメに。
感動的な台詞を言うのに、コメで一斉に「※怪盗です」とつっこまれるシャロに。
そのシャロの、はなみずまみれの手を取るコーデリアさんに。
それらは笑ってしまうことなのですけれども、同時に泣かされもするのです。

不意に登場するかまぼこ。
この、お世辞にも可愛いとは言い難い猫はしかし、
ミルキィホームズの団結の象徴でした。

探偵衣装を身にまとうミルキィホームズ。
私は初め、この衣装があまり好きではありませんでした。
学園の制服や私服の方が、よほどかわいいと思っていました。
しかし、このときこそ、この衣装が輝いて見えたことはありません。

次のシーンでもうバテてるけどなwww

彼女らの今までは、決して無駄ではありませんでした。
大団円へのお約束、ゲストキャラからの応援が、彼女らを導きます。
「お約束に見せて、全く役に立たないプレゼントにがっくり→実は役に立つ」と
いちいち斜め上をいってくれるのが、ミルキィらしさでしょう。

続くトイズの復活も、お約束とはいえ、胸が熱くなります。
「なんでそう都合よくトイズが復活するのか」という疑問はしかし、
「流れるOPに弾幕をつけなければ」という意識の前に雲散霧消しますw

そうですね。持って生まれた才能というのは、
「才能を使ってやろう」と思っているうちは、
なかなか上手くは使えないってことでw
あれだけ連呼していた「トイズ」という言葉を、
トイズが戻ってきたそのときに限って、彼女らは発しません。
たとえ足蹴にされても、成し遂げない何かがあればこそってものですよ!

最終回を残して、ここまで盛り上げられてしまっては、
もはやEDは「ぺろぺろ」一色で埋まってしまいますw
このED、初めの頃は、「全然本編にあっていない」と言われ、
替え歌のコメで遊ばれていました。
今にして思えば、アルセーヌの心情を歌い上げる、
まごう事なきミルキィホームズEDだったのです。



11話があまりに素晴らしかったので、最終話はもう、
「後日談的にのんびりしてくれていいよ」ぐらいに思っていました。
甘かったね。私はいつも、考えが甘いのです。

しゃれこうべに足をかけ、ひしを敵を睨み付けるシャロのかっこよさといったら!
まさに、ラストバトル!総力戦!合体攻撃とか熱血過ぎるだろ!!

そして、ぼよよん。しばらく呆然としたよ。
こんな、こんな伏線、だれが思いついたんだwww
ほんと、もうどうでもいいよwww

泥だらけのミルキィホームズ。
茶色一色の彼女らに、今私達は喝采を送っています。
MHまぢすごい!

その喝采の中、ひしひしと予感されるオチ。
ええw 案の定、トイズはまたしても、なくなってしまいました。
この、“焦点の合わない目をした会長”の表情を見るために、
ここまで見てきたんだといっても過言ではないでしょう。

一話同様、相も変わらず、池に落ちる彼女らは、まるで成長していないw

変わったのは私達の方です。
彼女らの部屋にちゃんと除湿器があることに、
どうしてこんなにも、はしゃいでしまうのでしょう。

ミルキィホームズ。
100人が100人とも認める名作では決してないのでしょう。
お世辞にも、潤沢なリソースで作られたわけではなさそうでした。
劇中の時間経過もおかしかった(春放送の予定だった?)ですし、
満を持して作られたものではないことは、
影がなかったり、袖の長さが変わったり色が変わったりと、
散見される作画ミスからも明らかです。

だが。だがしかし。
傑作でしたよ。近年まれに見る傑作でしたよ。
ギャグアニメのはずなのに、感動にむせび泣かせてくれました。
それでいて、ギャグアニメを貫いてくれました。
ふんだんに盛り込まれた中割りでの遊びの数々を前にしては、
作画ミスとか、ほんと、どうでもいいことですw

月曜日の朝4時に、2万人を集めて13万のコメを書かせたおバカアニメ。
ミルキアンだかミルキストだかいう、
一部の人たちの熱狂的なコメントもまた、私を楽しませてくれました。
他人事のように書いてますが、私も一員だったりするのですがw

私はまあ、かわいい女の子が出てくるアニメを見るのが好きです。
有名声優が出てくるから、作画がいいから、話題性があるから、
そんな理由でアニメを見ます。

ですが。
子供の頃に見ていたアニメは、そんな理由で見ていなかった。
かわいい女の子が出てくるから見てたわけじゃない。
有名声優が出てくるから、作画がいいから、話題性があるから、
そんな理由で見てたわけじゃない。

ただただ、面白いから見てた。楽しいから見てた。

ミルキィホームズ。朝や夕方に放送するのは厳しいのかもしれません。
ですが、この楽しさ。
次週の放送が待ち遠しくてたまらなかった、あの頃の楽しさ。
子供の頃に見ていたアニメって、こんな感じだった気がするのです。

ニコのコメントも、子供の頃に友人とわいわいぎゃーぎゃーと
アニメの感想を喋っていた頃の感覚を思い出しますよね。

ゲーム

思わずゲームもプレイしてしまいましたが、
彼女らの真人間っぷりにびっくりです。ちゃんと探偵してるwww
「ゲームをするとネロ派になる」とは聞いていましたが、
確かに、この小悪魔っぷりはかなりキます。

普段は優男なんだけど、犯人を追い詰めるときだけは
その男っぷりが急上昇する小林先生が、いいですよね。
「これは重要なファクターだ!」は、一度は叫んでみたい台詞ですw

ゲームのコーデリアさんは、すごいいいお姉さんです。
ただ優しいだけじゃなくて、ちょっと口うるさくもある。
「妹たちを守らないと」と常に気負っていて、
それは時々空回り気味なんだけどね。

あと、会長が猫かぶってますw ほわほわしてるよ!
小衣ちゃんは、変わらずぎゃーぎゃーうるさいです。だがそこがいいw



「怪盗と探偵が財宝を巡って対決する」という、
真面目に探偵しつつも、基本、コミカルな展開なんですが、
終盤、このOPが流れるときのシリアスさといったら!
アニメとゲーム、いろいろと正反対ではありますが、
終盤の迫真さ、盛り上がりは等しくなっています。

なかなかどうして“探偵もの”として面白かったです。
舞台は近未来ですが、それこそ、古き良き少年探偵ものって感じです。
その分、キャラ別分岐ルートが実質ないのが、
(遊園地でのデートの相手が変わるくらい)
ちょっと寂しいですかね。
もう少し、彼女らのひととなりを知りたかったです。

しかしまあ、ゲームをプレイした後にこそ思うんですが、
よくもアニメの方は「トイズが使えなくなってダメダメになる」
なんて設定にしたもんだと思います。
「トイズが失敗してひどい目に遭う」とか、
いくらでもおもしろおかしく話を膨らませられると思うんですが、
そうしなかった英断が、ほんと恐ろしいですよw

コメでの「続編のためにDVD・BDを買いましょう!」の
プレッシャーが凄くて、私も思わずBDを買ってしまいました。
再生機はまだ買ってませんがw

ではでは、続編があることを切に願いまして。

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Author:グレゴール
ニコマス厨の見る専です。

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