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「桜川」のあずささんは、なぜActorだったのか

俺ランキングシリーズ

・シラカワP


シラカワPのランキングです。1位はわかっていたw
作品に出る機会のなさそうな、ぴよちゃんがかわいそうですw


6/16の感想 で、シラカワPの「桜川」について、
例によって、暑苦しい感想を書いたところ、
シラカワPから、
(Actressではなくて)「なぜ、Actorだったのかってのは、考えてくださると幸いです」
と、コメントをいただいたのです。

ランキングも来ましたし、週末考えてみたのですが……どうだろうかw
(当初は、20選のときに、本作を選んで、書こうと思ってました)

以下、追記でつらつらと語っておりますw



当初は、「見る人のため」だと思っていました。
本作、普通に見てれば、どう見ても“あずささん”なわけで、
やっぱり、見ていて辛い人もいるだろうと。

私自身、彼女たちを、蝶よ花よと愛でたい方なので、
やはり、死や破滅を連想させるような作品は、基本、苦手です。
私だと、やよいでこうされたら、凹まない自信はありません。

最後に、「演技なんですよ」って出てくれば、心の平静を保つことができる。
荒らされたくないから、などという理由ではなく、
見る人に辛い思いをさせてまで、作品をあげていいのか、
ずいぶん悩まれたんだろうと思います。
(そういう方を捕まえて「冷徹だ」などと書いてしまった私は、
 いったいどういう了見なのでしょうか)

甘い歌声にのせられた、父娘の微笑ましいシーンから始まって、
哀しさに突き進んでいく、10年前の思い出。
崩れ落ちていく、「約束な」の文字。
「僕の息も止めてと」のくだりで、本当に、息が詰まります。

ここまでだったら、「いい作品でしたけど、辛かったです……」
と、書いていたと思います。

でも、そのとき、産声が上がるんです!

あずささんの後ろに立つ桜の木から、川が流れて、
「あずささんの命が、川となり彼女に受け渡された」って、
そう思うんですよ。

門扉ががしゃんと閉じられて、
あずささんは向こうの世界へ行ってしまうのだけれども。

舞い散る桜の花びらは、こちらへこちらへと。
「あずささんの命が、桜の花びらとなり彼女に受け渡された」って、
そう思うんですよ。

あずささんは、そう、架空の存在。
ですが、その生を賭して、娘に命を受け渡した彼女に、
いったい誰が、“彼女は生きてなどいない”なんてことを、
言えるというのでしょう?

……と、最後の方は放心気味だったのです。
「Actor」も、実は目に入っていませんでしたw
コメントは消してみてましたが(もう、消してて正解ですよw 
「あずさ二号」とか、よく君らはこの作品にそのコメを書けるなw)、
横のコメント欄で「演技」がどうたら?みたいな書き込みがあったので、
確かめてみると、「Actor 三浦あずさ」と書いてある。

はぅあ!あずささんは演じているだけなのか!
また、独りよがりな感想を抱いてしまったよ……。

でもまあ、いいやと。
私は痛切にそう思わされたんだから、たとえ的外れでも、書いとこうと。
作者の意図をねじ曲げることになるかもしれないけれども、
“「Actor」は、見なかったことにしよう”と。
冒頭に書きましたが、見る人への優しさなのかもしれないし。

本作を見て、心を動かされた全ての人。
泣けた人、泣けなかった人、演技だと思わないと辛すぎると思った人、
いろんな思いの方がいて、でも、その全ての人が、
「あずささんが生きている」ことを実感したのではないかと、
私はそう思うのです。


そうですね。「Actress」でなく、「Actor」であるというのなら、
それは、演じているのは、劇中の彼なのではないでしょうか。

「私の事、忘れないで」という、“守れる”約束を否定して、
「その景色を、三人で見る」という、崩れ落ちる約束を、交わしてしまった彼。
彼は、深い悲しみを抱えながら、娘と過ごす喜びに包まれながら、
あずささんとの幸せな思い出を抱いて、これからも、生きていくのでしょう。
父親という役割を、心から演じていく。

もう、「Producer」ではないから、「Actor」。

そうしてみれば、写真は、あずささんだけが写っているのだけれども、
「Actor 三浦あずさ」と、存在としては、二人が並ぶのが、
いや、娘も同じ名前であるなら、三人が並ぶのが、
それが、ささやかな救いになるではありませんか。
逆説的に、約束を果たしたことになるではありませんか。

つらつらと考えて、この解釈が私は気に入ったので、そう思うことにしますw

うん。今日もまた、「作者の意図を汲み取っている」自信が全くないw
けれども、私は気に入っているのですw

comment

管理者にだけメッセージを送る

No title

>>グレゴールさん
>私は気に入っているのですw
この一言でもはや私のコメントは必要ない気がしてきました。
でも、良い記事だったとだけ。

どもです!

> TomF さん

ありがとうございます~。ホッとしますw
「いちばん、自分が納得いく」答えを探しました。
シラカワPの想い・意図とは違うのかもしれませんが、
私は、この答えに満足していますw
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Author:グレゴール
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