スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黒薔薇の刻を ? The 4th Night



黒薔薇も4夜を迎えましたが、統一されたコンセプトによる、
見事なダンス、酔わせる恋物語と、いつもながら、素晴らしいです。

夜のバーのステージの上で踊るのは、年端もいかない少女達。
大人顔負けの踊りを見せるのに、その顔つきはあどけなく。
けれども、ときおり見せる意味深な表情は、
少女の意図によるものか、見る者の勝手な投影か。

・うてにゃんP "Work, Don't run"

重さを感じさせず、ただただ軽やかに踊る伊織。
うさぎのぬいぐるみを後生大事に抱えて踊る彼女は、
暗い照明、大人びた雰囲気の中にあっても、
無理に背伸びをするでもなく、少女のまま、淡々と踊ります。
むしろ背伸びをする方が、場には合っている気もするのに、
少女は少女であることに、何の疑問も抱いておらず、
むしろ、確固たる自信を持っているかのようですらあります。

・AerieP "I can't give you anything but love"

自信たっぷりに、颯爽と踊る真。
こちらに向ける視線は、それは挑戦的なのか挑発しているのか。
自信のある踊りを見せつけているようにも見え、
こちらを誘っているようにも見え、
私を惑わせるのに、残るのは爽快感ばかりです。

・kuraP "Time to Know"

決められた所作など、何一つないかのように、感じるままに赴くままに、踊る春香。
シンプルだけれども愛らしい衣装に身を包み、素直に愛を振りまきます。
その自由さ。その率直さ。
大人が思い描く少女。駆け引きや打算など何もない、まさに少女の魅力です。

・rumbaP "Dancing in the church"

美しい曲にのせて、美しく舞い踊る、亜美。
その表情は、無邪気にあどけなく、まるで、美しいものしか知らないかのよう。
だからこそ、美しい曲で美しく踊ることが出来ると、いわんばかりです。
しかし同時に、この穏やかな表情は、全てを知っているからかもしれないという、
わずかな疑問も感じるのです。

・MRP "After All..."

私は、やよいを初めて見たときは、やよいのことを、今とは違うように捉えていました。
あずささん程ではないにしろ、春香や千早と同年代か、もう少し上、
しっかりとしたお姉さんのように、ぱっと見た感じでは思ったのです。
今日、このやよいを、どう捉えればよいのでしょう。
理性が支配するやよいです。
指先一つの動きまで、その意味と効果を把握して踊っているように思えます。
それ故の、やよいの美しさ。そう、やよいの美しさ。

・ほなP "ガラスの月"

ここまで、直接的には繋がっていなかったステージとモノローグが、集約されます。
年上の女性の悲恋を描いてきたモノローグと、少女の魅力を描いてきた、ステージ。
意味の上では繋がっています。
伝承にあるように、「美しさは儚さである」ということであるなら。
執拗なまでに、大人の目線から、少女が少女であることの美しさを描き出してきたステージ。
それは、モノローグの女性にとっては、残酷ですらあります。

身も蓋もない言い方をすれば、「男は若い子を選ぶよね」となりますが、
あまりにも身も蓋もないので、言いたくはありませんでしたw

あずささんが、瞳を開いたとき、物語は決しました。
続くエピローグは、余韻です。

枯れない桜は、ここにある。
おぼろげな視界の月夜にあって、確たる存在。
あずささんがもたらす、圧倒的な存在感により、
今までの全ての前提は否定され、いや、全ての存在は肯定され、
誰しもの中に、美しさがあることが認められます。

美しさは、年月を経たからといって、損なわれることはなく、積み重ねられていく。
「ハッピーエンドでよかったね」だけが結論ではありません。
ここまで少女を美しく見せておきながら、その結論としての、「君は今こそが美しい」。

身も蓋もない言い方をすれば、「俺にとっては君はいつまでも若いさ!」となりますが、
あまりにも身も蓋もないので、言いたくはありませんでしたw


単独で別々に見せられていたら、ここまでの趣旨を汲み取れてはいませんでした。
(まあその、完全にあさっての見方をしているような気もしますがw)

一言で言えば、またしても、コンセプトにやられたと言わざるを得ません。
単品の連続ではなく、これで1つの作品です。

拍手喝采といきたいところですが、趣旨に従うなら、
ほろ酔い加減で、「うむ。いいねぇ」と言わねばならないのかもしれません。
しかし、私は下戸なのです。
いい感じに酔いが回ったような文章ですが、しらふなのですw

黒薔薇の刻を。喝采です。

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

グレゴール

Author:グレゴール
ニコマス厨の見る専です。

・mail / messanger:
 gregor*live.jp (*→@で)
・twitter:
 gregor_clover

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。